妊婦の便秘について

女性は妊娠すると女性ホルモンの一種である「黄体ホルモン」の働きが活発になります。というのが妊婦が便秘になりやすい理由の一つとして挙げられます。

そこで気になる黄体ホルモンですが、黄体ホルモンはステロイドホルモンの一種であり、卵巣の黄体より分泌されるホルモンであることからその名で呼ばれています。

便秘で悩む妊婦さんへ

黄体ホルモンについて

黄体ホルモンについて
黄体ホルモン 黄体ホルモンは妊娠準備・妊娠維持に必要となるホルモンです。
妊娠中期 黄体ホルモンは妊娠中期になると「胎盤」からも分泌されます。
影響 黄体ホルモンには、腸の蠕動運動を抑制する作用と、妊娠子宮に対し平滑筋を弛緩させる作用があるため、便秘になりやすくなります。
妊娠6ヶ月を過ぎると 妊娠6ヶ月を過ぎるあたりには妊娠子宮が大きくなります。これにより腸管が圧迫され便秘になりやすくなります。
テキスト テキスト
  • 妊娠初期の便秘
    受精卵が子宮に着床すると、黄体ホルモンの分泌量が増えます。これは妊娠するとまず初めに実感する体の変化です。そして黄体ホルモンの分泌量が増えることこそ、妊婦の便秘の最も大きな原因となるのです。
  • 子宮収縮抑制作用
    黄体ホルモンが持つ子宮筋が収縮するのを抑制する作用は、流産を防ぎ妊娠を継続していくためには欠かせない作用の一つです。しかし黄体ホルモンの分泌量増加で子宮筋が弛緩することで腸の蠕動運動は弱まり便秘になります。
  • 大事な役目
    例え体内に精子がいなくても排卵することで妊娠に備えるよう、女性の体はできています。黄体ホルモンは分泌量の増加で便秘になってしまいますが、妊娠体勢を作るために欠かせない大事な役目を担っているホルモンなのです。
つわりによる食欲不振
妊娠初期は、つわりのせいで食欲不振になる人も少なくありません。こうなると便のカサが減ることで、排便し難くなる事があります。さらに激しい嘔吐があれば体内は水分不足となり、これが便を硬くし便秘の原因になります。
弛緩性便秘の場合
腸の蠕動運動が鈍くなることが原因の便秘を「弛緩性便秘」と言います。この場合、いかにして腸へ刺激を与えその動きを活発にするか。で便秘解消に励むことになります。
安定期前の便秘解消の注意
安定期に入る前の妊娠初期の時期は、とても大事な時期であることからマッサージや体操などによる便秘解消法は控えるようにしましょう。無理な刺激を与えることはやめてください。
妊娠中期は便秘対策をしましょう
妊娠中は様々な原因により便秘になりやすくなります。そのため便秘の心配がないとされる人でも、適度な運動や食生活に注意するなどして日頃から便秘予防に励んでいくことが大切です。
運動や食事について
激しい運動は控え、ヨガや散歩といった軽度の運動がおすすめです。そして食事は食物繊維を豊富に含む食品や果物を多く摂るようにすると共に、水分補給は十分に行いましょう。また腸内環境正常化に役立つ乳酸菌も積極的に摂取していきましょう。
            
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